温活のススメ
2017.11.20
温活という言葉をご存知ですか?
現代の日本では、夏場の室内は冷房がよく効いていて冬場はストーブや暖房、
ホットカーペットなど温活とはほど遠い生活を送っている方が多いと思います。
温活とはカラダだけではなく、心身ともに温める活動のことです。
冷え性や生理痛、生理不順、不妊などでお悩みの方はぜひチャレンジしてみてください。
『冷えは万病のもと』ともいわれ、体温が35℃台の女性が増加中です。
ご自身の基礎体温を把握していますか?
昔の人に比べ現代の人は基礎体温が低いようです。
それは食事の内容であったり、クーラーや湯船につからずシャワーですますなど、
生活環境が影響していると考えられます。
男性と女性では、女性のほうが冷え性だと感じている方が多いようです。
女性のほうが冷えやすい原因
◦生理や女性ホルモンの影響
◦薄着のファッション
◦極端なダイエット
◦筋肉が少ない
などがあげられると思います。
生理、女性ホルモンの影響
女性は生理がくるたびに体外へ多くの血液を出します。そうすることで
一時的に血液量が減り、身体全体へ運ばれる酸素の量が少なくなってしまいまい
身体のエネルギーが不足してしまいます。
そして身体が冷えてしまうということが言えるようです。
そして女性ホルモンとも関係していて、子宮や卵巣など女性特有の器官は特別に
血液が滞りやすく身体全体にうまく熱が運ばれにくくなるといわれています。
女性ホルモンは自律神経とつながりがあり自律神経は体温のバランスをとる働きがあります。
そのため女性ホルモンのバランスが崩れると自律神経も乱れ血流も悪くなってしまいます。
妊娠や生理の影響で女性ホルモンが大きく変化すると自律神経にも変化がおこります。
そのために男性より女性の方が自律神経が乱れやすく、冷え性にもなりやすいのです。
薄着、露出ファッション
夏の冷房の効いた室内、冬の寒い季節にもかかわらず薄い素材の服、へそ出し、ミニスカート
素足などのファッションは女性特有で身体を冷やす大きな要因です。
極端なダイエット
ダイエットに関心がある方が多いですが食事をしないなどの極端なダイエットは身体を冷やす
原因となります。
食事をしないなどの極端なダイエットは栄養不足になり、貧血をもまねき身体に熱が
うまれにくくなってしまいます。
結果、冷えを感じやすくなってしまいます。
筋肉が少ない
筋肉は身体の熱を作り出す働きがありますが、女性は男性よりも筋肉量が少ないため
冷えを感じやすい体質をしています。
また女性の方が脂肪が多い傾向にあるため、脂肪は一度冷えてしまうと元の温かさには
なかなか戻らないのです。
このような理由で女性の方が冷えやすく、色々な症状もでてしまいます。
次回は、具体的な温活の方法などを書きたいと思います。