生理の変化からみる不妊の原因②
2018.04.12
生理の量の変化
今回は生理の量の変化から書いていきたいと思います。
生理の量とは生理の時の経血の量のことをいいます。
経血の量の変化にも色々あり生理が始まった最初の2日ぐらいは量が多く、その後
少なくなっていくというのが一般的な量の変化といわれています。
最初から最後まで少しづつ出続けるとか、トータルで経血量が増えたり、減ったりという変化もあります。
ある程度の変化は気にしなくても大丈夫だとは思いますが、大きく異なる場合は注意が必要です。
経血量はホルモンの状態によって変化しますが、大きく増えた場合は月経過多といい
子宮筋腫や子宮腺筋腫によってもおこります。
体質的には身体に熱がこもってしまったり、過度な疲れなどで体力が低下している
場合にもおこることがあります。
逆に大きく減った場合は月経過少といい貧血や冷えということが考えられます。
あと少ない量がだらだらと続く場合は無排卵月経の恐れもあります。
こういった体質の場合は、薬などを使いホルモンバランスを整えることで症状が改善される
ことがありますが、体質自体を改善し根本的に対処するということが不妊でお悩みの方には非常に効果的です。
生理の色の変化
色で特に意識をしていただきたいのは濃さです。
正常な濃さはやや暗めの赤色で、生理初日は少し薄めというかんじです。
これがどす黒くなったり、逆に鮮血になってきたりした場合は何らかの異常があると考えられます。
例えば黒っぽくなってきた場合は身体の冷えや血流の悪さから、不要な血液が溜まっているという
状態が考えられます。
逆に鮮血の場合は、血液の不足が考えられます。
このような場合は冷えの対策や、食事を改善することによって回復することも多いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
残りはまた次回に書きたいと思います。