月経(生理)と妊娠の関係
2018.01.09
月経とは?
月経とは女性の子宮から周期的に起こる生理的な出血のことで、一般的に『生理』と
呼ばれている現象のことです。
月経は多くの人が12歳前後で初潮を迎え、おおよそ28日周期でおきます。
(初潮の時期や周期には個人差があります)
また月経の周期ごとに女性ホルモンのバランスや分泌に変化があるため頭痛やイライラ、腰痛など
様々な体調の変化が現れることがあります。
(これを月経前症候群『PMS』といいます)
さらにホルモンのバランスが崩れるなど身体に何か異常があるときは、月経の期間が長くなったり
短くなったり経血量(出血量)が増えたり減ったり、色が黒くなったり鮮やかなったりと月経にも様々な
変化がおきます。
このように月経は女性の体調や、体質を知るうえでとても大切なのです。
月経と妊娠の関係
それでは月経は妊娠とどのような関係があるのでしょうか?
月経中は妊娠をしないことは一般的に知られていると思います。
ですが月経中でなければいつでも妊娠するというわけではありません。
妊娠をするには排卵することが必要です。
排卵は月経周期の中で一度しかおきません。
そのため妊娠のチャンスは月経周期の中で3日程度と言われています。
そのため妊娠を希望されるカップルはこの排卵のタイミングを知ることはとても大切です。
タイミングが合ったとしても必ず妊娠するというわけではなくその確率は20%程度といわれています。
妊娠は排卵とセックスのタイミングが合って初めてそのチャンスを得たにすぎません。
妊娠するということは簡単ではないのです。
では排卵とセックスのタイミングを合わせるために、月経の周期はどうすれば知ることができるのでしょうか?
月経周期は基礎体温を測ることで知ることができます。
そのため基礎体温を測ることで排卵のタイミングも知ることができます。
基礎体温を測り、基礎体温表をつけることは妊娠を望むカップルにとってはなくてはならない
ものだといえるでしょう。
でも実際、正しく基礎体温を測りうまく活用されている方はどのくらいいるでしょうか。
もし不安に思われても安心してください。
月経と妊娠の仕組みを正しく知ればその不安もなくなります。
あなたがもし不妊で悩まれているのであれば月経と妊娠の仕組みを知ることが
子宝に恵まれる第一歩となるでしょう。